カエデ科カエデ属コハウチワカエデ,学名:Acer sieboldianum,かのんの樹木図鑑
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 カエデ科 カエデ属】 学名 : Acer sieboldianum
 コハウチワカエデ
【 小羽団扇楓 】   別名 / イタヤメイゲツ 
 ●落葉高木
 ●高さ:10〜15m
 ●花期:5〜6月 (雌雄同株(しゆうどうしゅ))
 ●果期:6〜9月
 ●分布:本州,四国,九州(日本固有種)
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」P330

2006.11.3 岡山県立森林公園
2005.5.4 岡山県津黒高原
葉は対生(たいせい)。掌状(しょうじょう)に5〜11裂する。花期には,両面に白い綿毛を密生する。左の写真では,葉柄及び表面(↑のところ)に綿毛が確認できる。
裏面(右写真)は,脈上に綿毛が多く,成葉になっても残る。
2005.11.15 岡山県吉備中央町「大平山」 2005.11.15 岡山県吉備中央町「大平山」
吉備中央町でも「大平山」などで,コハウチワカエデを確認できる。
2005.5.4 岡山県津黒高原
ふつう,ひとつの花序に雄花と両性花(りょうせいか)が混生する。子房には白い綿毛が密生する。
両性花は果実の翼(よく)が大きくなりはじめている。(中央)
2005.11.15 岡山県吉備中央町「大平山」 2011.10.10 岡山県立森林公園
翼果(よくか)。翼(よく)はほぼ水平に開く。
2005.11.26 岡山県立森林公園 2005.11.26 岡山県立森林公園
2005.11.15 岡山県吉備中央町「大平山」
白っぽくてなめらかな樹皮(じゅひ)。縦に浅く割れる。

●見分けるポイント●

  1. ハウチワカエデ Acer japonicum
    ・葉柄の長さが,葉身の2分の1以下
     
  2. オオイタヤメイゲツ Acer shirasawanum Koidzumi
    ・葉柄の長さが,葉身と同長または,3分の2で,無毛
     
  3. コハウチワカエデ(Acer sieboldianum)
    ・葉柄の長さが,葉身と同長または,3分の2で,有毛

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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