ジンチョウゲ科ガンピ属ガンピ,学名:Diplomorpha sikokiana,by.かのんの樹木図鑑
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【ジンチョウゲ科ガンピ属】 | 学名 :Diplomorpha sikokiana | |
【 雁皮 】 別名 / カミノキ(紙の木) | ||
●落葉低木 ●高さ:1〜2m ●花期:5〜6月 ●果期:9〜10月 ●分布:本州(北陸・東海地方以西),四国,九州 ※日本固有種 |
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参考文献 1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社)P596 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P279 |
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近世以降,ミツマタ,コウゾと並ぶ和紙の主要原料。ただし,栽培が困難であるため野生のものを使用するため大量生産はできない。ガンピの樹皮繊維はきめ細かいため良質の和紙原料となり,これで作られた和紙を「雁皮紙(がんぴし)」と呼ぶ。「雁皮紙」は,古名「斐紙(ひし)」,その原料が「紙斐(かみひ)と呼ばれ,「かにひ」になり,訛って「ガンピ」となった。(松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)より) 名塩(なじお)雁皮紙(兵庫県西宮市),加賀雁皮紙(石川県),越前和紙(福井県)が特に有名。 |
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岡山県内では中部から南部にかけてふつうに見られる。 | ||||||||||||
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