もどる ホーム  ←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

 ジンチョウゲ科 ガンピ属】  Diplomorpha ganpi
  コガンピ 
【 小雁皮 】   別名 / イヌガンピ
 ●落葉小低木
 ●高さ:40〜60p
 ●花期:7〜8月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州(関東地方以西),四国,九州
 
参考文献:「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社) P600

H15.8.17 岡山県佐伯町「自然保護センター」 H15.8.17 岡山県佐伯町「自然保護センター」
枝は基部を残して,冬には毎年枯れ落ちる。 枝先に花を多数つける。(短い総状花序)先は4裂する。
H15.8.17 岡山県佐伯町「自然保護センター」 H15.1.2 岡山県御津町 民家
葉はらせん状に互生(ごせい)する。縁は全縁(ぜんえん)で,葉柄(ようへい)は短い。
長楕円形〜卵状楕円形で,ほぼ無毛。うら面脈上のみに少し毛がある。
枝は赤褐色で,白い毛が密生している。

●見分けるポイント●
  1. 同属の「ガンピ(Diplomorpha sikokiana)」は,黄色い花を頭状花序につける。また,葉は,卵形で両面とも有毛である。特にうら面には絹毛が密生し,灰褐色に見える。
●豆知識●
  1. ガンピ(Diplomorpha sikokiana)は,コウゾ,ミツマタとならび紙の主原料にされた。これで作られた和紙を,「雁皮紙(がんぴし)」と呼ぶ。

メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 もどる ホーム


かのんの樹木図鑑 渓舟の昆虫図鑑

Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system