アキグミ,学名:Elaeagnus umbellata,かのんの樹木図鑑
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 【グミ科 グミ属】 Elaeagnus umbellata
 アキグミ
  
【秋茱萸】 別名/グイミ,シャシャビ 英名/Autumu Olive
 ●落葉低木
 ●高さ:2〜3m
 ●花期:4〜5月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:北海道(西南部),本州,四国,九州,沖縄
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社)P558
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P262

2005.5.5 岡山県吉備中央町
H15.10.5 岡山県「自然保護センター」
葉は互生(ごせい)。葉身は楕円形からやや細く,長さ4〜8p。表裏とも鱗状毛(りんじょうもう)が密生しており,特に裏面は白銀色に輝いて見える。また,褐色の鱗状毛も散生する。
2005.5.5 岡山県吉備中央町
花は両性または雌雄雑居性。葉腋(ようえき)に数個の花が垂れ下がって付く。花弁はなく、萼が花弁状になる。萼筒の長さは6〜7mm、先端は4裂する。
2009.10.18 岡山県吉備中央町
H14.12 岡山県「自然保護センター」 H16.9.26 岡山県「自然保護センター」
果実は球形から楕円状球形,長さ6〜8o。他のグミ属に比べて,果柄(かへい)が短いのが特徴。タンニンの含有量が多く,食べると渋味が残る。食べ過ぎると便秘になるそうだ。
見どころ
秋に赤い実が熟す。鱗状毛(りんじょうもう)が目立つ。
(秋に実が熟すのはグミ科のなかでは,アキグミとその変種のマルバアキグミのみ)
果実は生食できる。タンニンの含有量が多めで,渋味が残る。食べ過ぎると便秘になる。
グミのなかまは,マメ科と同じく,根粒菌によって空中の窒素の固定ができるので荒れ地でも生育が可能。道路のり面の緑化に利用されることもある。
名の由来
秋に果実を実らせるグミの意味。
岡山県情報
岡山県内全域に分布。ナワシログミとともに,普通に目にするグミである。
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