バラ科サクラ属カンヒザクラ,学名:Prunus campanulata,by.かのんの樹木図鑑
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 【バラ科 サクラ属】  Prunus campanulata
  カンヒザクラ 
【寒緋桜】 別名/ヒカンザクラ(緋寒桜),タイワンヒザクラ(台湾緋桜)
●落葉小高木
●高さ:5〜7m
●花期:1〜3月
●果期:5〜6月
●分布:台湾,中国南部原産,
      沖縄の石垣島,久米島には野生状態で生育。
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花 離弁花@」(山と渓谷社)P482
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P338

H15.10.25 岡山県加茂川町「21世紀の森」 H16.3.6 岡山市「半田山植物園」
葉は互生(ごせい),長さ5〜10p。 展開しはじめた新葉。
H15.10.25 岡山県加茂川町「21世紀の森」
冬芽。蜜腺(みつせん)は葉柄(ようへい)の上部に1〜2個つく。
2010.3.28 岡山市御津虎倉(植栽)
花は半開状で,紅色。花弁は5枚で,先の部分が切れ込んでいる。
H16.3.6 岡山市「半田山植物園」
芽吹きの様子。先端には葉芽(はめ・ようが)が展開を待っている。
H15.12.3 岡山県加茂川町「21世紀の森」 H16.3.6 岡山市「半田山植物園」
2010.3.28 岡山市御津虎倉(植栽)
枝は太く,幹は皮目(ひもく)がひび割れ,ごつごつした様相を呈する。
見どころ
●他の桜より一足早く開花する。(沖縄では,1月下旬には満開になる)
※ただし,ジュウガツザクラ(Prunus × subhirtella cv. Autumnalis)のように晩秋から冬にかけて咲く桜もある。
●カンヒザクラ系の園芸品種として,リュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)がある。2)
●カンヒザクラが片方の親となった交雑品種には,カンザクラ(寒桜),オオカンザクラ(大寒桜),カワヅザクラ(河津桜)などがある。2)
名の由来
寒い時期から緋色の花を咲かせることに由来。2)
岡山県情報
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