セグロシャチホコ

 
■ 分  類 チョウ目 シャチホコガ科 ツマアカシャチホコ亜科
■ 学  名Clostera anastomosis
■ 発生時期6〜9月
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬、南西諸島
■ 大 き さ開帳 25〜35o
■ 食 べ 物ヤナギ科、イイギリ科(イイギリ)
セグロシャチホコ(成虫)

【1】2016.5.22 岡山県吉備中央町
(メス、明色タイプ)

セグロシャチホコ(成虫)

【2】2019.8.31 岡山県吉備中央町
(メス、暗色タイプ)

セグロシャチホコ(成虫)

【3】2020.8.31 岡山県吉備中央町
(オス、明色タイプ)

セグロシャチホコ(成虫)

【4】2023.8.14 岡山県吉備中央町

セグロシャチホコ(幼虫)

【5】2010.7.4 岡山県北区御津虎倉(幼虫)

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■ 備    考
静止時は頭部を上にしてぶら下がる。頭部の暗色部が、巻いた枯れ葉の穴を演出しているのは偶然とは思えない見事さ。
体色は白っぽいものから黄色っぽいものまで変異がある。
ツマアカシャチホコ Clostera anachoretaに雰囲気が似るが、ツマアカシャチホコには、前翅の後角近くに暗褐色班があることで容易に区別できる。

幼虫は、3色(黒、朱、黄)の瘤起が特徴的な毛虫。ヤナギ科(ヤマナラシ属、ヤナギ属)を主に食べることが知られている。
作者がトップ画像の幼虫を見つけたのはカラムシの葉上だったが、食痕はなかったので偶然ついていただけかも知れない。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に広く分布し、普通。
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