ウスバキエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Pseuderannis lomozemia
■ 発生時期3〜5月(年1化、蛹越冬)
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 オス27〜31o、メス22〜30o
■ 食 べ 物広食性:カバノキ科(ヒメヤシャブシ、クマシデ)モチノキ科(イヌツゲ)ニシキギ科(コマユミ)ツツジ科(ナツハゼ)エゴノキ科(エゴノキ)ニレ科(ハルニレ)
ウスバキエダシャク(成虫、オス)

【1】2020.3.13 岡山県吉備中央町湯山
オス

ウスバキエダシャク(成虫、メス)

【2】2021.4.25 岡山県吉備中央町上野
メス

ウスバキエダシャク(成虫、メス)

【3】2020.3.18 岡山県吉備中央町湯山

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■ 備    考
早春に出現するエダシャク。
本属のオスの触角は櫛歯状。メスの触角は単純。

本種の特徴を自分なりにまとめてみた。
@ 内横線は大きく湾曲し、後縁付近では直線的。
A 後翅の基部に前翅から連続する黒い帯がある。
B 腹部背面に黒い帯がある。
C 外横線は2箇所で山になる。

ウスバシロエダシャクナカウスエダシャクに似る。
ウスバシロは後翅が明らかに白い。また、ナカウスは晩秋にも多く出現する。
■ 岡山県の情報
岡山県北部から中部にかけて分布するが少ない。(岡山県野生生物目録2019)
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