■ 分 類 | チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科 |
■ 学 名 | Ectropis excellens |
■ 発生時期 | 4〜9月 |
■ 分 布 | 北海道、本州、四国、九州、対馬、南西諸島 |
■ 大 き さ | 開帳 オス32〜39o メス45〜50o |
■ 食 べ 物 | 広食性:ヤナギ科、ヤマモモ科、カバノキ科、ブナ科、マンサク科、マメ科、バラ科、キク科など |
【1】2021.8.19 岡山県吉備中央町上野
【2】2005.5.29 岡山県和気町
■ 備 考 |
エダシャクの1種。 前翅の外横線の外側にある斑紋が特徴的で「M」字を横にしたように見える。 ウストビスジエダシャク E. aigneriと酷似するが、本種の方が横線が黒色で、地色が白っぽい。ウストビエダシャクは、横線が赤みを帯び、地色もやや赤みを帯びる。 また、分類的にはずいぶん離れているのだが、マダラウスナミシャク Hydrelia bicauliata(ナミシャク亜科)が少し翅を開き気味に止まっていると不思議と似て見える。実際は、本種より明らかに小さいのであるが、写真で見ると全体の雰囲気と、外横線外側の斑紋が似ている。大きさ以外に違いを探してみたところ、腹部背面の模様の有無が分かりやすいように思う。(私見) 幼虫は体色や濃淡の変異の幅はかなりあるとのこと。いくつかの特徴は上にまとめた通りである。 ただし、同属の幼虫には似たものが多いとの指摘が『イモムシハンドブック2巻』にある。 本ページの幼虫についても、再検討の余地があるので、ご了承の上ご覧頂きたい。 |
■ 岡山県の情報 |
岡山県全域に分布し、普通。(岡山県野生生物目録2019) |