フタヤマエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Rikiosatoa grisea
■ 発生時期5〜7月、9月(年2化)
■ 分  布北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島
■ 大 き さ開帳 31〜36o
2化の個体は小さい。
■ 食 べ 物マツ科(アカマツ)
フタヤマエダシャク(成虫、オス)

2021.5.3 岡山県吉備中央町上野

フタヤマエダシャク(成虫、メス)

2019.9.16 岡山県吉備中央町

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■ 備    考

触角はオスは櫛歯状、メスは糸状。
内横線の内側と外横線の外側が赤褐色を呈する。
外横線は、2箇所で突出し、これが和名「フタヤマ(双山)」の由来。
私はいつも、一見して、リンゴツノエダシャク(右写真)と迷う。内横線の内側と外横線の外側が赤褐色を帯びる様子が似ているからである。
ただ、大きさは本種の方が明らかに小さい。また、リンゴツノの方は、外横線に1つの山しかない。
両者は分類的にも属のレベルで異なるので、他人の空似と言える。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に広く分布し、普通。(岡山県野生生物目録2019)
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