ホソバトガリエダシャク

 
■ 分  類 チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科
■ 学  名Planociampa modesta
■ 発生時期3〜4月
■ 分  布本州、四国、九州、対馬
■ 大 き さ開帳 オス32〜43o メス31〜34o
■ 食 べ 物広食性:カバノキ科(アカシデ)ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ)ツツジ科(ヤマツツジ)バラ科(リンゴ)
ホソバトガリエダシャク(成虫)

【1】2020.2.28 岡山県吉備中央町

ホソバトガリエダシャク(成虫、オス)

【2】2020.3.10 岡山県吉備中央町吉川(オス)

ホソバトガリエダシャク(成虫、メス)

【3】2020.3.26 岡山県吉備中央町吉川(メス)

ホソバトガリエダシャクとヒロバトガリエダシャク(成虫)

【4】2020.3.11 岡山県吉備中央町上野
*ホソバトガリエダシャク(左)とヒロバトガリエダシャク(右)

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■ 備    考
春に出現するエダシャク。
色彩は変異に富み、同一種と思えない個体もある。ちなみに、Gallery【1】は、本種であると分からず「みんなで作る日本産蛾類図鑑」で教えていただいた。
触角はオスは両櫛歯状、メスは糸状。
メスは、燈火に飛来することは稀。小型で翅がとても細い。トップ写真【3】はメス。別種に見える。
同時期に出現するヒロバトガリエダシャク(P.antipala)(以下、ヒロバ)に似る。

ヒロバとの違いを以下にまとめる
@ ヒロバの体色は灰白色。本種のほうが暗色を帯びる。
A 前翅後角が、ヒロバ角ばるが、本種は丸みを帯びる。
B 本種は、前翅の外横線が中央付近で大きく内側に折れ込む。

■ 岡山県の情報
岡山県南部で普通。中部から北部では少ない。
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