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ツクバネソウ

ユリ科 ツクバネソウ属             多年草
学名 : Paris tetraphylla A.Gray
( 衝羽根草 ) 別名/ 
花 期 5〜8月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 深山の湿り気のある林床
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」P437

2008.5.25 岡山県鏡野町
葉は4個輪生する。先端はとがり,柄はない。3本の葉脈が目立っている。
2009.5.31 岡山県鏡野町 2009.5.31 岡山県鏡野町
雄しべは8個,柱頭は4裂し,十文字に開く。外花被片(がいかひへん)が4個で,内花被片は無い。ユリ科は普通,3数性を示すが,ツクバネソウは4数性を示している。


●備 考●
  1. エンレイソウ(ユリ科エンレイソウ属)と,生育環境が似ていることもあり,見間違えられやすい。花期は,エンレイソウの方がやや早いが,重なる時期もある。本種が4数性を示すのに対して,エンレイソウは3数性を示すので区別できる。
    葉が6〜8個輪生するクルマバツクバネソウ(P. verticillata)は,岡山県には分布しないようだ。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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