ユリ科ユリ属タカサゴユリ,学名:Lilium formosanum,かのんの樹木図鑑
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タカサゴユリ

ユリ科ユリ属                               多年草
学名 : Lilium formosanum A.Wallace
(高砂百合) 別名/(タイワンユリ,ホソバテッポウユリ)
花 期  夏〜秋
分 布 台湾原産
※観賞用に栽培されていたものが野生化
生育地 路肩,のり面,空き地など
参考文献
(1) 全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」P407
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2008.8.28 岡山県吉備中央町上野(by.Kanon)
吉備高原都市内でも毎年個体数を増やしている。栄養状態の悪い場所では20pほどの小さな個体でも立派に花をさかせる。
H16.8.31 岡山県吉備高原 H16.8.31 岡山県吉備高原
枝先に花を総状につける。花被片は6個。 花冠からは雌しべが突き出す。
H16.8.31 岡山県吉備高原 H16.8.31 岡山県吉備高原
花筒(かとう)に紫がかった模様が見られるものが多い。 このように真っ白のものもあるようだ。
H16.8.31 岡山県吉備高原
線形の葉を蜜につける。
2007.9.24 岡山県吉備中央町
タカサゴユリの鱗茎(りんけい)。短い茎に,多肉質の葉(鱗片葉)が重なり合い栄養分を貯蔵している。鱗茎の下部からは牽引根(収縮根)といわれる太い根が出ており,球根を地中に引き込む役目を担っている。
名の由来
台湾の異名が高砂。本種は台湾原産の帰化植物である。
同じく,高砂がつく植物に,キク科のタカサゴソウがあるが,こちらは在来種。能の「高砂」に由来しているそうだ。
タカサゴソウ
岡山県情報
ここ数年,山野に限らず住宅街のちょっとした道のわきや人家の庭,道路のり面などに非常に多く見かけるようになった。花が美しいため草刈り作業においても刈り残されていることもある。
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