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カラスウリ

ウリ科 カラスウリ属                     多年草
学名 : Trichosanthes cucumeroides (Ser.) Maxim.
( 烏瓜 ) 別名/タマズサ(玉章)
花 期  8〜9月
分 布 本州・四国・九州
生育地 草むら、林縁など
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P119

H15.11.2 岡山県「自然保護センター」 H15.11.16 岡山県「自然保護センター」
果実は熟すと鮮やかな朱色を呈し、目を引く。キカラスウリよりも若干小さい。 果実の中には黒色で光沢のある種子がある。変わった形をしており、カマキリの頭や、結び文(玉章)に例えられる。別名のタマズサはこれによる。
H16.9.5 岡山県「自然保護センター」
葉は3〜5浅裂する。表面には毛があり、光沢はない。近縁のキカラスウリは、切れ込みが深く、光沢があることで区別できる。


●備 考●
  1. 名前の由来
    同じウリ科のなかまで、小さな果実をつけるスズメウリに対して、カラスウリだと言われている。スズメノエンドウ、カラスノエンドウのように、小さなものには“スズメ”、大きなものには“カラス”と名付けられる例は多い。
  2. キカラスウリとの関係
    「岡山県野生生物目録2003年度版」によると、岡山県内では中部・南部を中心にカラスウリが多いのに対して、キカラスウリは北部に多い。国内の分布でも、キカラスウリは北海道にも自生するが、カラスウリは本州以南である。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


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