ツリフネソウ科ツリフネソウ属キツリフネ,学名:Impatiens noli-tangere,かのんの樹木図鑑
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キツリフネ

ツリフネソウ科ツリフネソウ属               1年草
学名 : Impatiens noli-tangere
( 黄釣舟 ) 別名/ −− 
花 期 6〜9月
分 布 北海道,本州,四国,九州
生育地 山地の渓流沿いや湿った林内
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」P232

2011.6.12 岡山県自然保護センター
葉腋(ようえき)から伸びた花軸は下垂し,長さ3〜4pの花をつり下げる。
花弁は3個あり,そのうち下方2個は合着して唇弁
(しんべん)を形成する。下萼片(かがくへん)は花弁と同じ黄色で,袋状になり後方に伸びる。その先端は距(きょ)になり,垂れ下がる。
唇弁の基部には,赤色の斑点があり,蜜標(みつひょう)の役目を果たしている。
2011.6.12 岡山県自然保護センター 2011.6.12 岡山県自然保護センター
刮ハ(さくか)。刺激により果皮が裂けて巻き込み,その勢いで種子を跳ばす。
2011.6.12 岡山県自然保護センター
葉は互生(ごせい)。葉身は長楕円形で長さ4〜8p。縁には粗い鋸歯(きょし)がある。
花の色 花のつき方
ツリフネソウ 紅紫色 葉腋から立ち上がる 巻き込む
キツリフネ 黄色 葉腋から垂れ下がる 垂れ下がる
名の由来
黄色の花をつけるツリフネソウの意味。
岡山県情報
岡山県全域に分布するが,北部にやや多い。
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