タデ科タデ属ミヤマタニソバ,学名:Persicaria debilis,かのんの樹木図鑑
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ミヤマタニソバ

タデ科 タデ属                         1年草
学名 : Persicaria debilis
( 深山谷蕎麦  ) 別名/  
花 期 8〜9月
分 布 本州,四国,九州
生育地 山地の林内
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P354
(2) 佐竹義輔ほか編,日本の野生植物 草本U離弁花類,平凡社,1982年,P20
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.8.29 岡山県新見市「雄山・雌山」
葉は薄く3角形,先端は尾状にのびる。両面に細毛があり,表面には八の字形の紫斑がある。葉柄は細長い。
葉の形状や,茎はあまり高くならず地面を覆うように生育する様子がミゾソバに似ているが,ミゾソバより茎が細く,葉も薄いためか゛ひ弱゛な感じがする
2012.8.29 岡山県新見市「雄山・雌山」
上部の葉腋に2叉状の柄を出し,白色の小さな花を2〜5個つける。
花弁状に見えるのは萼で5裂する。
ミゾソバに似た雰囲気があるが,生育環境が全く異なる。本種は山地の林内に生育するが,ミゾソバは水辺に生育する。
名の由来
深山の谷筋に生育するソバの仲間という意味だろう。
あるいは,深山に生育するタニソバの仲間という意味か。
岡山県情報
岡山県内では北部の中国山地に分布する。
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