シソ科ヤマハッカ属ヤマハッカ,学名:Plectranthus inflexus,かのんの樹木図鑑
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ヤマハッカ

シソ科 ヤマハッカ属                             多年草
学名 : Plectranthus inflexus
( 山薄荷 ) 別名/−−
花 期  9〜10月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 山野(山草地,里草地,林縁)
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P176
(2) 岡山県岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


2012.10.20 岡山県真庭市落合垂水
紫色の唇形花(しんけいか)をまばらに付ける。遠目にはアキノタムラソウに似てい見えるが,花はヤマハッカの方がひとまわり小さく,花柄が目立つことで区別できる。
下唇は内側に巻き込み,雄しべと雌しべを包み込んでいるが,昆虫が下唇に止まると飛び出す仕組みになっている。
H16.10.7 岡山県吉備中央町豊岡上 H15.9.21 岡山県「自然保護センター」
右の花は,雄しべと雌しべが露出している。 葉は対生(たいせい)基部は次第に細くなり,葉柄の翼(よく)に続く。
アキノタムラソウ(Salvia japonica)と開花期もかさなり,遠目にはよくにて見えるが,アキノタムラソウは奇数羽状複葉。また,ヤマハッカの花は花柄が長く目立つ。
→アキノタムラソウとヤマハッカの比較
名の由来
山に自生するハッカの意味。ハッカの名が付いているが,香りはほとんどないことから「ヤマ」には「役に立たないもの」という意味も含んでいそうだ。
岡山県情報
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