セリ科ミツバ属ミツバ,学名:Cryptotaenia japonica,かのんの樹木図鑑
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セリ科 ミツバ属 多年草 | |
学名 : Cryptotaenia japonica ( 三葉 ) 別名/ ミツバゼリ |
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花 期 | 6〜7月 |
分 布 | 北海道,本州,四国,九州 |
生育地 | 山野の湿り気のある林内,林縁 |
参考図書 ・林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P209 ・佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年 |
2011.10.2 岡山県勝山町城山 | |
2012.8.6 岡山県高梁市「羽山渓」 | |
葉は三出複葉(さんしゅつふくよう),小葉(しょうよう)は卵形で先はとがり,基部はくさび形。縁には重鋸歯(じゅうきょし)がある。高さは30〜90p。 | |
2011.10.2 岡山県勝山町城山 | |
果実は長さ4〜5oの長楕円形。縦に褐色の線が数本入る。 |
ミツバ属は1属1種。 |
三出複葉が名の由来。三出複葉の植物はたくさんあるが,中でも本種がミツバの名を得たのは,古くから食用にされてきたからだろう。江戸時代にはすでに栽培されていたという。 本種のほかに,「ミツバ」と名がつくものに,カノツメソウ属ヒカゲミツバ(Spuriopimpinella nikoensis),ウマノミツバ属ウマノミツバ(Sanicula chinensis)があるが,いずれもミツバ属ではない。ことに,ウマノミツバは,古くから有用植物だったミツバに対して,馬が食べる程度のミツバという意味が込められている。 |
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