もどる ホーム ←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

ミズタビラコ

ムラサキ科 キュウリグサ属        多年草
学名 : Trigonotis brevipes Maxim.
(水田平子) 別名/−−
花 期  5〜6月
分 布 本州・四国・九州
生育地 山地の渓流近く
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑2 山に咲く花」P161


2007.5.26 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
まさに渓流中の石がごろごろしたような所に生育していた。淡い紫色の花を先端に向けて次々に開花させる。
2007.5.26 岡山県「宇甘渓」 2007.5.5 岡山県「宇甘渓」
小さなハチの仲間がきて,蜜を吸っていた。こんな小さな花でも花粉を運ぶ昆虫がいる。 開花も間近な様子。葉は基部はくさび形,先端は尖り,少し飛び出した部分がある。
2007.5.5 岡山県「宇甘渓」 2007.5.5 岡山県「宇甘渓」
枝先に花序を2個程度出す。 茎下部の葉には長く赤味を帯びた葉柄がある。
2007.5.5 岡山県「宇甘渓」
茎は赤味を帯び,短毛が散生している。


岡山県内では,北部には多く,南部に行くにつれて少なくなる。(岡山県野生生物目録2003年度版より)

「田平子(たびらこ)」というと,キク科のオニタビラコ,コオニタビラコを思い浮かべる。いずれも,田圃にロゼットを形成する様に由来した名だが,ミズタビラコの場合は,生育地も渓流沿いであるし,見た目にも当てはまらないように思うが,なぜ田平子なのだろうか。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 もどる ホーム


Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system