メギ科イカリソウ属オオバイカイカリソウ,Epimedium x setosum,かのんの樹木図鑑
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オオバイカイカリソウ

メギ科 イカリソウ属                         多年草
学名 : Epimedium x setosum
( 大葉碇草 ) 別名/ 
花 期 4〜5月
分 布 本州(中部地方)
*岡山県の石灰岩地域
生育地 山地の林内
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P306
(2) 中原清士,羽賀実著,岡山の野の花 春,山陽新聞社,1982年,P215
(3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2012.4.11 岡山県新見市哲多町
岡山県西部の石灰岩地域にて。すでに夕刻近く,雨上がりとあって,うまく撮影できなかったが,バイカイカリソウかオオバイカイカリソウだろう。
バイカイカリソウ,オオバイカリソウは,常緑の多年草で,イカリソウ属の花にみられる距
(きょ)がないのが特徴。
両者を見分けるには,葉の縁の刺毛の有無を見る必要がある。バイカイカリソウの葉は,ゆがんだ卵形で長さ3〜5p,先は鈍く,縁の刺毛はないか,あっても少なく裏面の毛も少ない
(1)。オオバイカイカリソウの葉は,卵状楕円形で長さ6〜10p,縁に刺毛がある(1)。この点については鮮明な写真がなく要確認であるが,右下の写真からは刺毛があるように見えるので,オオバイカイカリソウと判断した。
2013.4.17 岡山県新見市哲多町
岡山県内に分布するイカリソウ属は次の3種とされている。 
トキワイカリソウ
バイカイカリソウ
オオバイカイカリソウ

名の由来
大型の葉を有するイカリソウの意味。
岡山県情報
西部の石灰岩地域に分布する。
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