マメ科ジャジクソウ属コメツブツメクサ,学名:Trifolium dubium,かのんの樹木図鑑
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コメツブツメクサ

マメ科 シャジクソウ属                      1年草
学名 : Trifolium dubium
(米粒詰草) 別名/ キバナツメクサ,コゴメツメクサ
花 期  5〜7月
分 布 ヨーロッパ〜西アジア原産
北海道〜九州までに広く帰化。
生育地 道ばた・河原・グランドなど
参考図書
林弥栄監修『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P268
全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」P144


2006.5.6 岡山県吉備中央町
吉備中央町の某グランドにて。群生することが多い。
H16.4.28 岡山県吉備高原 2006.5.6 岡山県吉備中央町
葉は3小葉(しょうよう)からなり,シロツメクサ(クローバー)の葉を小さくしたよう。葉は先端がわずかに凹み,浅い鋸歯(きょし)がある。
葉脈は直線的で,V字形に見える。私はこれを観察会で,ヤハズソウKummerowia striataとして誤って伝えてしまった苦い経験がある。ちぎってみても,ヤハズソウのようにきれいなV字形に切れない。
2011.5.7 岡山県吉備中央町
2006.5.6 岡山県吉備中央町 H16.4.28 岡山県吉備高原
5〜20個の小さな蝶形花(ちょうけいか)が球状に集まってついている。
同属のクスダマツメクサは,50〜60個と多い。
シロツメクサと同様に,花は受粉後も乾いてそのまま残り,豆果(とうか)を保護する。
H16.5.2 岡山県「自然保護センター」
マメ科の植物は根に根粒菌が共生していて,それが窒素固定を行っている。根粒菌はその産物を提供するかわりに,宿主から活動のエネルギーをもらっているということだそうだ。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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