キンポウゲ科キンポウゲ属キツネノボタン,学名:Ranunculus quelpaertensis.,かのんの樹木図鑑
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キツネノボタン

キンポウゲ科 キンポウゲ属               多年草
学名 : Ranunculus quelpaertensis.
( 狐の牡丹 ) 別名/コンペイトウグサ
花 期 4〜7月
分 布 日本全土
生育地 田畑のあぜ道や溝など湿った場所
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P335 ※1


2009.5.16 岡山県美咲町
H16.4.30 岡山県吉備高原 2009.5.16 岡山県美咲町
直径1〜1.5センチの5弁の花をつける。花弁の表面にはクチクラ層があり,強い光沢がある。 キンポウゲ科の果実は,そう果が球状に集まった集合果(しゅうごうか)そう果の先端がカギ状に曲がっているのがキツネノボタンの特徴
H16.4.30 岡山県吉備高原 H17.2.6 岡山県「自然保護センター」
茎葉は3出複葉で,互生(ごせい)。小葉(しょうよう)は2〜3裂する。 2月。まだ小さなキツネノボタン。秋の七草のセリとよくにた環境に生育するため間違われることもある。本種は有毒なので注意が必要。
H17.5.1 岡山県「自然保護センター」
ウマノアシガタに比べて,さらに湿った環境を好む。
見どころ
キツネノボタン,ケキツネノボタン,ウマノアシガタは,いずれもキンポウゲ科キンポウゲ属。非常によく似ており判断に迷うことも多い。
全草に毒性分を含む。汁が皮膚につくと炎症を起こすことがある。生育場所がセリと似ており,特に春先の若芽は見分けにくいので注意が必要。
名の由来
「ボタン」は,切れ込みのある葉がボタンに似ていることによる。
岡山県情報
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