アメリカセンダングサ

キク科 センダングサ属        1年草
学名 : Bidens frondosa L.
(アメリカ栴檀草) 別名/ セイタカウコギ
花 期  9〜10月 ※1
分 布 北アメリカ原産
大正時代に渡来,日本全土に帰化 ※2
生育地 やや湿り気のある荒れ地,道ばた ※1
参考図書
・山と渓谷社「野に咲く花」P74 ※1
・全国農村教育協会「日本帰化植物写真図鑑」P327 ※2


H15.10.1 岡山県加賀郡吉備中央町上野
茎は暗紫色で,茎の断面は四角形。
H15.10.1 岡山県吉備中央町 H15.10.1 岡山県吉備中央町
頭花(とうか)は,黄色の筒状花(とうじょうか)と舌状花(ぜつじょうか)からなるが,花弁は極めて小さく目立たない。
対して,総苞片が6〜12個あり,他のセンダングサ属よりも極めて大きい。
葉は葉柄が長く,下部のものでは2回3出複葉,上部のものは上の写真のように3出複葉。小葉は細長く先端が尖り,縁には鋸歯がある。ほぼ無毛。
2006.10.24 岡山県自然保護センター
そう果は,扁平で幅が広い。先端には,下向きの刺のある冠毛が2本あり,これで動物の毛などに付着し種子を散布する。センダングサ,シロノセンダングサ(コセンダングサの変種)は,冠毛が3〜4個。アメリカセンダングサ,タチアワユキセンダングサは,2個。
2006.11.5 岡山県自然保護センター
そう果の長さは10o程度。


 センダングサ科の見分け方のポイント
  1. そう果の幅
  2. そう果の冠毛の数
  3. 舌状花の有無
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

 


Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system