イチヤクソウ科イチヤクソウ亜科イチヤクソウ属イチヤクソウ,学名:Pyrola japonica,かのんの樹木図鑑
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イチヤクソウ

イチヤクソウ科 イチヤクソウ亜科 イチヤクソウ属      多年草
学名 : Pyrola japonica
( 一薬草 ) 別名/ ロクテイソウ(鹿蹄草),ロクテンソウ 
花 期 6〜7月
分 布 北海道・本州・四国・九州
生育地 林内
参考図書
(1) 畔上能力監修,山に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑2〉,1996年,P187
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2009.6.19 岡山県吉備中央町
▲長さ約20pの花茎を立て,上部に2〜10個の花をうつむき気味に咲かせる。
花冠は直径約1.3pで,5深裂する。(つまり,合弁花)
10個の雄しべは上方向に,雌しべは下方向に湾曲している。
2009.6.19 岡山県吉備中央町
2013.6.16 岡山県加賀郡吉備中央町上野
落葉広葉樹林の林縁部の斜面の一角に4株ほど見つけたが,群生するわけではなく,ぽつりぽつりと咲いていた。地下茎を横に伸ばし繁殖するようである。
ウメガサソウ(右写真)は,同じくイチヤクソウ科の多年草。
イチヤクソウ Pyrola japonica 花茎は黄緑色
マルバノイチヤクソウ Pyrola nephrophylla 葉の長さは幅より短い
花茎はやや赤みを帯びる
名の由来
全草を乾かし薬用とすることから。
切り傷や虫さされには生の葉の汁をつけるとよいとされる。また,乾燥させた葉は煎じて飲むと肺結核や肋膜炎,脚気などに効くとされる。
岡山県情報
県内各地の山林の影地に自生する。
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