ヒガンバナ科ヒガンバナ属オオキツネノカミソリ,学名:Lycoris sanguinea var. kiushiana,かのんの樹木図鑑
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オオキツネノカミソリ

ヒガンバナ科 ヒガンバナ属                         多年草
学名 : Lycoris sanguinea var. kiushiana (大狐の剃刀,大金燈 )
別名/キツネノタイマツ,キツネバナ,キツネユリ,テクサレ,ジゴクバナ 
花 期 8〜9月
分 布 本州(関東地方以西),四国,九州
生育地 やや日陰の山野,土手,河原
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P414
(2) 金園社「気を付けよう!毒草100話」中井将善

2012.7.21 岡山県新見市哲多町
ヒガンバナナツズイセンと同様に,葉と花の時期がずれる。葉は早春に伸び始め,夏になると枯れ,その後,花茎が伸びてきてオレンジ色の鮮やかな花を咲かせる。時期はヒガンバナよりも1月ほど早い。長い花茎(かけい)の先に,朱色の花を3〜5個つける。花被片(かひへん)は6個。
2012.7.30 岡山県高梁市川上町
2012.8.1 岡山県高梁市川上町
2013.3.3 岡山県新見市哲多町
2013.3.17 岡山県新見市哲多町
葉は早春に伸びだし,夏になると枯れる。質はしなやかで,先端が丸い。
キツネノカミソリよりもやや幅があるように思うが定かではない。
オオキツネノカミソリは,キツネノカミソリの変種とされ,雄しべや雌しべが花被から突出するのが特徴である。また,花被片や葉もキツネノカミソリよりも大きい。
名の由来
キツネノカミソリよりも全体的に大型であることによる。
「カミソリ」については,葉の形を日本剃刀に喩えたとされる。「キツネ」については,あまりに鮮やかな朱色の花被片が,狐のような怪しげな雰囲気を感じさせるためではないだろうか。
岡山県情報
岡山県内ではほぼ全域に広く分布する。
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