アヤメ科 アヤメ属 多年草 | |
学名 : Iris sanguinea ( 菖蒲・綾目・文目 ) 別名/ −− |
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花 期 | 5〜7月 |
分 布 | 北海道・本州・四国・九州 |
生育地 | やや乾いた草地 |
参考図書 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花」P404〜 |
2006.5.21 岡山県「自然保護センター」 | |
花被片(かひへん)が6個。外花被片(かひへん)が大きく,内花被片が小さいのがアヤメ属(Iris属)の特徴。 アヤメは,外花被片(かひへん)に黄色地に紫の網目模様があるのが,カキツバタやノハナショウブと見分けるポイント。また,カキツバタが湿地を好むのに対して,アヤメは乾いた土地を好む。 |
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2006.5.21 岡山県「自然保護センター」 | 2006.5.21 岡山県「自然保護センター」 |
外花被片(かひへん)に上から覆い被さるようについている雌しべを持ち上げると,間に雄しべがある。ハナバチなどがもぐり込んで蜜を吸うことで,花粉が媒介される。 | |
2006.5.21 岡山県「自然保護センター」 | |
外花被片(かひへん)にある網目模様は,昆虫に蜜のありかを示す「蜜標」の役目をしている。 | |
2007.6.3 岡山県「自然保護センター」 | 2006.10.8 岡山県「自然保護センター」 |
刮ハ(さくか)。裂開しにくく,側面が破けて種子がこぼれ落ちる。 | |
2007.5.12 岡山県「自然保護センター」 | |
葉は剣状に細長く尖り,幅は0.5〜1p。中脈は隆起しない。同属のカキツバタに比べると細い。ノハナショウブは幅は同じぐらいだが,中脈が隆起しているので,花のない時期でも区別できる。 |
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