アカネ科アカネ属アカネ,学名:Rubia akane,かのんの樹木図鑑
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ア カ ネ

アカネ科 アカネ属                    つる性多年草 
学名 : Rubia akane
( 茜 ) 別名/ −−
花 期  8〜10月
分 布 本州・四国・九州
生育地 山野、林縁
参考図書
・林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P98
・佐竹義輔ほか編,「フィールド版日本の野生植物草本」,平凡社,1985年
・岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年


H17.5.3 岡山県「宇甘渓」 H17.5.3 岡山県「宇甘渓」
 上の写真は高さ30センチほどに生長しているが,まだ直立している。
茎には下向きの鋭い刺が多数有り,これで他の植物に寄りかかって上に伸びていく。4輪生の葉が特徴的である。
2012.9.7 岡山県新見市
2012.9.29 岡山県高梁市川上町 2011.11.13 岡山県加賀郡吉備中央町
花は直径3〜4o、花冠はやや緑色を帯びた白色で5深裂し、裂片の先端はとがり、反り返る。雄しべは5個、雌しべの花柱は2個ある。上の写真を見る限り、雄性先熟と思われる。 花期が終わり果期に入ろうとしている。
 2012.9.29 岡山県高梁市川上町
果実は液果(えきか)。2個の核(かく)からなり、2個の果実が合着したような形である。1個だけが成熟して球形になることもある。熟すと黒色になる。
アカネ科アカネ属オオキヌタソウ(Rubia chinensis var. glabrescens)は、アカネと同じように葉が4輪生しており一見似ているが、茎が直立し、かぎ状の棘がないことで容易に区別できる。また、アカネは長い葉柄(ようへい)があるが、オオキヌタソウは短い。
名の由来
根が赤色の染料として利用されるからだろう。
岡山県情報
岡山県内ではほぼ全域に分布する。
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味、のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです。

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