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葉身20p,葉柄4.5p,幅5.5p (05/01/08)
表面には光沢があり深い緑色,裏面は灰白色だが個体差も大きく,緑白色のものもあるようだ。両面とも無毛。縁は全縁で少し波打つ。葉柄は赤みを帯びることが多い。
同属のヒメユズリハよりも大きく,網状脈(もうじょうみゃく)があまり目立たないのが特ちょう。 |
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H17.1.8 岡山県「21世紀の森」 |
H16.11.27 岡山県 吉備高原 −公園樹− |
ユズリハは,左のように葉が垂れ下がることが多い。 |
表面から見ても,側脈(そくみゃく)が非常に目立つのは,ヒメユズリハとの違い。 |
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H15.12.14 岡山市半田山植物園 |
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果序は垂れ下がり,多数の核果(かくか)をつける。ヒメユズリハは,垂れ下がらず,上向きに伸びる。 |
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H15.2.15 岡山市「半田山植物園」 |
H16.11.27 岡山県 吉備高原 −公園樹− |
裏面の様子。左のように灰白色を帯びるものが多いと図鑑にあるが,右のような色のものも見かける。
いずれにしても,ユズリハはヒメユズリハにくらべて,側脈(そくみゃく)が明瞭で,網状脈(もうじょうみゃく)が不明瞭なのが特ちょうである。 |
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H17.1.8 岡山県「21世紀の森」 |
H16.11.27 岡山県 吉備高原 −公園樹− |
樹皮(じゅひ)は,うっすらと縦にスジが入り,皮目(ひもく)が目立つ。あくまで,数本の木を観察しただけなので確かではないが,ヒメユズリハよりも若干皮目が目立つようだ。 |
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H17.1.8 岡山県「21世紀の森」 |
H16.11.27 岡山県 吉備高原 −公園樹− |
頂芽(ちょうが)は,大きく卵形をしている。赤みを帯びることが多いようだ。葉柄が変化した芽鱗(がりん)に包まれている。
葉腋(ようえき)にある小さな球形のものは花芽。 |
葉痕(ようこん)。維管束痕(いかんそくこん)は3個。これはヒメユズリハと同じ。 |
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2009.5.6 岡山県吉備中央町 |
雄花序。花弁も萼片もない。 |
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H17.1.8 岡山県「21世紀の森」 |
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