ユズリハ科ユズリハ属エゾユズリハ,学名:Daphniphyllum macropodum var. humile,かのんの樹木図鑑
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ユズリハ科ユズリハ属】 学名:Daphniphyllum macropodum var. humile
 エゾユズリハ
【 蝦夷譲葉 】   別名 / −− 
 ●常緑低木
 ●高さ:1〜3m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:北海道,本州(中部地方以北の日本海側)
       ※多雪地帯の林床
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」P225 ※1
 
2010.1.20 岡山県久米郡美咲町
2009.5.31 岡山県鏡野町
若葉が展開する時期。若い葉は立ち上がっているが,やがて垂れる。
2009.5.31 岡山県鏡野町 2009.5.31 岡山県鏡野町
葉は互生。先端は鈍くとがり,基部はくさび形。縁は全縁。側脈(そくみゃく)が8〜10対と,ユズリハよりもやや少ない。
2009.5.31 岡山県鏡野町 2002.1.20 岡山県久米郡美咲町
ちょうど,雄花が展開していた。花弁も萼片もなく,雄しべの葯(やく)ばかりが目立つ。
2009.5.31 岡山県鏡野町
見どころ
ユズリハよりも葉が小さく,側脈が少ないのが特徴。
名の由来
ユズリハは,春先に新葉が出ると,昨年の葉が入れ替わるように落ちることに由来する。エゾ(蝦夷)は,北海道など昔の蝦夷地で,ユズリハよりも分布が北寄りであることを表している。
岡山県情報
岡山県では,北部の多雪地のみに分布する。幹は地面を這いながら斜上し,多雪地に適応している。
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