ユキノシタ科アジサイ属ノリウツギ,学名:Hydrangea paniculata,by.かのんの樹木図鑑
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 ユキノシタ科 アジサイ属】 学名 : Hydrangea paniculata
 
【 糊空木,糊卯木 】   別名 / ノリノキ(糊の木),サビタ
 ●落葉低木〜小高木
 ●高さ:2〜5m
 ●花期:7〜8月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:北海道,本州,四国,九州
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑4〉,2001年,P52
(2) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年,P212

2012.8.2 岡山県勝田郡奈義町
枝先に長さ8〜30pの円錐花序を出す。花序には装飾花(そうしょくか)と両性花(りょうせいか)がある。装飾花には3〜5個の白い萼片(がくへん)が花弁状に発達し,花序を目立たせている。両性花の花弁は2.5oと短く,雄しべは10個,雌しべの花柱は3本ある。
2012.8.2 岡山県勝田郡奈義町
ノリウツギの花序にはたくさんの昆虫が集まってた。左からキンモンガ,シロオビクロナミシャク,ヨツボシハナカミキリ,アカハナカミキリ。
2012.8.2 岡山県勝田郡奈義町
葉は対生(たいせい),葉身は長さ5〜15pの楕円形〜卵状楕円形,先端はとがり,基部はくさび形〜円形。縁には細かく鋭い鋸歯(きょし)が並ぶ。革質で表面には初め伏毛(ふくもう)が散生するが後に無毛,裏面は脈上と脈腋(みゃくえき)に伏毛がある。
葉柄は長さ1〜4pで赤紫色を帯びる。基部は枝を取り巻くように広がる。
2012.8.2 岡山県勝田郡奈義町 2012.8.2 岡山県勝田郡奈義町
咲き始めは円錐花序が短く,ヤマアジサイと似て見える。
2014.7.31 鹿児島県熊毛郡屋久町 「ヤクスギランド」
材は均質で堅く,ステッキ,木釘(きくぎ),楊枝(ようじ),弓,かんじきの爪などに用いられる。
根材からは「サビタパイプ」と呼ばれるパイプが作られたとされる。
枝を水にひたして,内皮からぬめりのある粘液を採り,和紙を漉くときの糊料に用いた。
名の由来
枝を水にひたして,内皮からぬめりのある粘液を採り,和紙をすくときの糊料に用いたことに由来する。
岡山県情報
岡山県内では主に中国山地に分布する。
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