ユキノシタ科バイカウツギ属バイカウツギ,学名:Philadelphus satsumi,サツマウツギ
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 【ユキノシタ科 バイカウツギ属】  Philadelphus satsumi
 バイカウツギ  
【 梅花空木 】   別名/サツマウツギ(薩摩空木)
 ●落葉低木
 ●高さ:1〜3m
 ●花期:6〜7月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州,四国,九州(日本固有種)
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑4〉,2001年,P64
(2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

▲枝先に集散花序をだし,白い4弁花を5〜9個つける。花弁は4個あり,先端は丸い。
雄しべは20個前後あり,花柱は4裂する。
▲葉は対生(たいせい)し,縁には浅くまばらな鋸歯(きょし)が目立つ。
▲裏面は脈状に毛が密生している。山渓の図鑑では,むしろケバイカウツギ(ニッコウバイカウツギ)に似て見えるが,岡山県編,岡山県野生生物目録2009には,バイカウツギしか記載されていないので,バイカウツギでよいのであろう。 ▲樹皮は灰褐色で縦に割れ目が見える。成長すると縦に薄くはがれるようになる。
2013.6.9 岡山県新見市哲多町谷戸
2005.5.8 岡山県「自然保護センター」
2003.5.18 岡山県「自然保護センター」 2003.5.9 岡山県「自然保護センター」
H16.5.9 岡山県「自然保護センター」 H16.5.9 岡山県「自然保護センター」
ウツギ属は星状毛があるが,バイカウツギ属には星状毛がない。
名の由来
「白い花の様子が梅の花を思わせることによる。」(1)
ただし,梅は5弁花で,本種は4弁花と花弁の数は異なっている。それでは,どこが梅の花を思わせるのかというと,おそらく花弁が大きく明瞭である点,雄しべが多数ある点ではないだろうか。

バイカツツジ(ツツジ科)
バイカオウレン(キンポウゲ科)
バイカイカリソウ(メギ科)
岡山県情報
岡山県内では中部から北部にかけて分布する。
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