ヤナギ科ヤナギ属オオタチヤナギ,学名:Salix pierotii,by.かのんの樹木図鑑
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 【ヤナギ科 ヤナギ属】 学名 :Salix pierotii
 オオタチヤナギ
   *確認中(是非,ご意見をいただきたいところです。)
【 大立柳 】   別名 / 
 ●落葉高木
 ●高さ:15m
 ●花期:4月,雌雄別株
(しゆうべっしゅ)
 ●果期:5月
 ●分布:北海道
(南西部),本州(北陸地方,近畿地方以西),四国,九州
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」(山と渓谷社)P100

2011.6.18 岡山県高梁市
葉は互生(ごせい)。葉身は9〜12pの狭楕円形。基部はくさび形で,先端はとがる。縁には細かい鋸歯(きょし)がある。上面には光沢があり,下面は粉白色。
図鑑には両面とも無毛とあるが,上の写真では下面に毛が密生している。後に脱落するのかは継続して観察が必要。また,上の個体では,葉の大きさについても最大のもので葉身約8pと,やや小さいのが気になっている。
2011.6.18 岡山県高梁市
刮ハ(さくか)が残っていた。長さは約1pほどで小さい。
2011.6.18 岡山県高梁市
新葉はやや赤みを帯びている。内側に巻いた様子は見られない。
葉の大きさがやや小さく,下面に毛が密生している点において図鑑の記述と異なり,オオタチヤナギかどうか決めかねている。
名の由来
タチヤナギ(S. subfragilis)が株立ち状であまり大きくならないのに対して,15mにもおよぶ高木に成長することによる。“タチ”については,花序が立ち上がることによるのか,葉の形を太刀に見立てたのか,いずれかのように思う。
(すべて筆者の予想)
岡山県情報
岡山県全域に分布し,中部から南部にかけての河原や池沼地において特によく見られる。マルバヤナギ(S. chaenomeloides)ネコヤナギ(S. gracilistyla)と並び最も普通に目にするヤナギの仲間。
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