ヤナギ科ヤナギ属バッコヤナギ,学名:Salix bakko,by.かのんの樹木図鑑
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 【ヤナギ科 ヤナギ属】 学名 :Salix bakko
 バッコヤナギ
【 -- 】   別名 / ヤマネコヤナギ 
 ●落葉高木
 ●高さ:3〜10m
 ●花期:3月
 ●果期:5月
 ●分布:北海道(南西部),本州(近畿地方以北),四国
参考文献
(1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑3〉,2001年,P66

2012.10.21 岡山県加賀郡吉備中央町
2012.10.21 岡山県加賀郡吉備中央町
2011.4.6 岡山県加賀郡吉備中央町 2011.4.9 岡山県加賀郡吉備中央町
2011.5.14 岡山県加賀郡吉備中央町
2011.4.6 岡山県加賀郡吉備中央町 2011.5.14 岡山県加賀郡吉備中央町
名の由来
山渓の図鑑(1)には,バッコの由来について断定できるものはないと書かれており,その上で牛が好んで葉を食べることからベコ(東北地方の方言で牛のこと),白狐などの説が紹介されている。
別名のヤマネコヤナギについては,特徴がネコヤナギに似ており,河川沿いに多いネコヤナギに対して,山間地に多いことからヤマネコヤナギということらしい。
岡山県情報
「岡山県内で確認された生育地は数か所のみで,これは国内分布の西限にあたる。」
「県内は美作市,真庭市の谷川岸や道路端に生育しているが,個体数は少ない。」
「県内では,海抜500m以上の北部の山間地に稀に自生している。」と岡山県版レッドデータブックに記述され,
絶滅危惧T類に指定されている。
また,図鑑でも分布域は本州(近畿地方以北)とあり,岡山県の中部の吉備中央町に自生していることにはさすがに違和感がある。
この木がバッコヤナギだとすれば,どうしてこの場所に生育しているのか不思議である。
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