ヤドリギ科ヤドリギ属ヤドリギ,学名:Viscum album,by.かのんの樹木図鑑
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ヤドリギ科 ヤドリギ属】 学名:Viscum album L. ssp. coloratum Kom.
 ヤドリギ
【 宿木・寄生木 】 別名/ホヤ,トビヅタ,トビツキヤナギ,トリモチ 
 ●半寄生の常緑小低木
 ●高さ:50〜80p
 ●花期:2〜3月(雌雄別株)
 ●果期:10〜12月
 ●分布:北海道,本州,四国,九州
参考文献
1) 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑3 樹に咲く花」P360 ※1

岡山県吉備中央町
ケヤキ,エノキ,ブナ類など落葉広葉樹に寄生することが多いので,寄主の落葉後に目立ち始めることが多い。枝の高いところにこんもりと球状の樹形を作る。ポプラへの寄生も見られるらしい。
2007.1.27 福岡市「大濠公園」 2007.1.27 福岡市「大濠公園」
葉は対生(たいせい)で,革質で厚い。縁は全縁(ぜんえん)で,両面とも無毛。葉柄はない。 液果は淡い黄色に熟す。果肉は粘液質で,鳥が好んで食する。これを食べた鳥の糞は粘り,木の枝に付着することで,分布を拡大する。
2008.4.29 岡山県立森林公園
地面に放置されたものを見つけた。樹木に寄生していたのを駆除されたのだろうか。葉が黄色っぽいのは枯れているためだろう。葉と葉の間にはつぼみらしきものがみえる。

●備  考●
  1. 一昔前の子ども達は,ヤドリギの果実を口に入れて噛み,チューインガムの代わりにしていたという。(60代男性から伺った話である。)

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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