ウルシ科ランシンボク属ランシンボク,カイノキ,学名:Pistacia chinensis,かのんの樹木図鑑
もどる ホーム ←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

 【ウルシ科 ランシンボク属】  Pistacia chinensis
  ランシンボク  
【 爛心木 】   別名 / カイノキ,トネリバハゼノキ
 ●落葉高木
 ●高さ:15〜25m
 ●花期:4月 (雌雄異株)
 ●果期:10月
 ●分布:中国,台湾,フィリピン原産
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社) P293
葉は互生(ごせい)。頂小葉をもたない偶数羽状複葉(ぐうすううじょうふくよう)だが,頻繁に奇数のものが混じる。小葉(しょうよう)は全縁で,5〜9対ある。
2005.11.17 岡山県高梁市(植栽) 2005.11.17 岡山県高梁市(植栽)
H15.8.1 岡山県吉備中央町(植栽) H15.8.1 岡山県吉備中央町(植栽)
傷つけると独特の臭気がある。ウルシ科の仲間だが,かぶれることはまずないということだ。
H15.10.11 岡山市「子供の森」 H15.10.11 岡山市「子供の森」
赤い果実の中に,青みがかった果実がまじる。果柄(かへい)まで赤くそまる。 たわわに果実をつけた枝。カイノキには,雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)がある。
H15.8.1 岡山県吉備中央町(植栽) H15.10.30 岡山県吉備中央町(植栽)
樹皮(じゅひ)は,細かくひび割れ,カキノキを思わせる。 秋の紅葉はとても美しい。
H16.12.23 岡山県吉備中央町(植栽) H16.12.23 岡山県吉備中央町(植栽)
葉痕(ようこん)には維管束痕が5個ぐらい見えるようだ。冬芽は分厚い芽鱗(がりん)で包まれている。
2010.4.4 岡山県吉備中央町(植栽) 2010.4.24 岡山県吉備中央町(植栽)
展開する新葉。
2011.5.3 岡山県吉備中央町(植栽)
名の由来
岡山県情報
古くから学問の木として知られ,岡山県閑谷学校のカイノキは有名。
岡山では学校に植えられたり,街路樹として利用されたりしている。
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

もどる ホーム


Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system