ウルシ科ウルシ属ハゼノキ,学名:Rhus succedanea,by.かのんの樹木図鑑
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【ウルシ科 ウルシ属】 | Rhus succedanea L. | |
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【 黄櫨 】 別名 / ハゼ, リュウキュウハゼ | ||
●落葉高木 ●高さ:7〜10m ●花期:5〜6月 (雌雄異株) ●果期:9〜10月 ●分布:本州(関東地方南部以西),四国,九州,沖縄 ※本州のものは,栽培したものが野生化したという説がある。 |
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参考文献 1) 「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社)P282 |
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H16.6.6 岡山県自然保護センター | H16.6.6 岡山県自然保護センター | |
遠目には,ヤマハゼとよく似ている。ヤマハゼの方が時期にもよるだろうが葉脈や葉軸の赤味が濃いようだ。 | 葉軸などの赤味が薄く無毛なのが特徴。 | |
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H16.6.6 岡山県自然保護センター | 2010.2.17 岡山県倉敷市大畠 | |
あまりよい写真ではないが,花序。 | ||
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H16.11.10 岡山県「阿部池」 | H16.11.10 岡山県「阿部池」 | |
葉は奇数羽状複葉(うじょうふくよう)で互生(ごせい)するのだが,たまたま頂小葉の欠落したものを選んでしまった^^; 4〜8対の小葉(しょうよう)があるのが普通。写真は6対ある。 時期にもよるが葉軸が赤味を帯びていることが多い。 |
小葉(しょうよう)は,先端が長く尖り,基部は左右不相称。主脈(しゅみゃく)にも赤味を帯びることが多い。 | |
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H16.11.10 岡山県「阿部池」 | H16.11.10 岡山県「阿部池」 | |
葉軸や葉柄(ようへい)はほとんど無毛。同属のヤマハゼ(R. sylvestris)には,短毛が密生している。 | うら面はやや白っぽい。 | |
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2010.2.17 岡山県倉敷市大畠 | 2010.2.17 岡山県倉敷市大畠 | |
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2010.2.17 岡山県倉敷市大畠 | ||
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H16.11.10 岡山県「阿部池」 | H15.2.9 岡山県自然保護センター | |
岡山県中・北部ではほとんど見かけることはない。 | ||
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2010.2.17 岡山県倉敷市大畠 | 2010.2.17 岡山県倉敷市大畠 | |
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【特集】ウルシ科の葉の比較 |
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果実からロウをとるために古くから栽培されてきた。 ちなみに,中国でロウを採取したとされるナンキンハゼ(Sapium sebiferum)はトウダイグサ科。 |
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岡山県では,南部を中心に多く見られるが,中部〜北部ではほとんど見かけることはない。同属のヤマハゼ(R. sylvestris)は,中部を中心に県内全域で普通に見られる。 |
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