ウコギ科カミヤツデ属カミヤツデ,学名:Tetrapanax papyriferus,by.かのんの樹木図鑑
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 ウコギ科 カミヤツデ属】 学名 :Tetrapanax papyriferus
 カミヤツデ
【 紙八手 】 別名/ツウダツボク(通脱木),ツウソウ(通草) 
 ●常緑小高木
 ●高さ:6m
 ●花期:11〜12月
 ●果期:
 ●分布:中国大陸南部と台湾に自生,西日本で植栽,野生化
参考文献
1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社<山溪ハンディ図鑑4>,2001年,P687
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P224

2010.1.31 和歌山県白浜町
葉はヤツデに似て深裂する。葉身は径50pにも達する。若い葉は淡褐色の綿毛に覆われる。質はヤツデよりも薄く,表面には光沢がない。
(※写真は,雨のため光沢があるように見える)
2010.1.31 和歌山県白浜町 2010.1.31 和歌山県白浜町
葉裏。 ヤツデの同じような,球形の散形花序を円錐状につける。
(写真はすでに果期に入っていると思われる)
2010.1.31 和歌山県白浜町
名の由来
茎の中の随が太く,それを取り出して薄く削いだものを通草紙(つうそうし)といい,紙のように利用したり,造花の材料にする2)ことに由来。
※通算紙(つうそうし)と表記したものもある。
岡山県情報
中国大陸南部と台湾に自生。関東以西では路地で越冬するが,葉は霜に遭えば枯れる2)
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