ツツジ科ツツジ属キシツツジ,学名Rhododendron ripense:by.かのんの樹木図鑑
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【ツツジ科 ツツジ属】 | 学名 :Rhododendron ripense | |
【岸躑躅】 別名/イソツツジ,イワツツジ,カワツツジ,カワラツツジ | ||
●半常緑低木 ●高さ:1〜1.5m ●花期:4〜5月 ●果期:8〜10月 ●分布:本州(中国地方),四国,九州(北部) |
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参考文献 1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社)P44 2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P284 |
2010.5.9 岡山県自然保護センター | |
葉の展開と同時に枝先に淡紅紫色の花を1〜3個つける。花冠は漏斗状で5中裂する。上側の裂片の内側の斑点は蜜標(みつひょう)である。雄しべは10個ある。 | |
2010.5.9 岡山県自然保護センター | |
萼片(がくへん)は長さ1〜2センチの披針形で,腺毛があって粘る。腺毛は,モチツツジほど多くない。 | |
2010.5.9 岡山県自然保護センター | |
葉は互生(ごせい)。枝先に集まってつく。葉身は披針形または倒披針形で,長さ3〜5p。両面に毛が多い。 |
●モチツツジと似るが,本種の方が萼片や花柄の腺毛が少ない。また,本種の雄しべが10本なのに対して,モチツツジは5本である。 ●古くから栽培されており,本種を片親とする雑種にはヒラドツツジ類,リュウキュウツツジ類など多くの園芸品種がある。(2) |
渓流沿いの岩場に自生することによる。別名のイソツツジ,イワツツジ,カワツツジ,カワラツツジも同様。 |
岡山県が分布の東限であり,県東部の高梁川流域を中心に分布する。岡山県版レッドデータブックで絶滅危惧U類に指定される。 一方,モチツツジは,岡山県が分布の西限であり,県西部を中心に分布する。 |
(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです |
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