ツヅラフジ科ツヅラフジ属ツヅラフジ,学名:Sinomenium acutum,かのんの樹木図鑑
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【ツヅラフジ科 ツヅラフジ属】 | 学名 : Sinomenium acutum | |
【 葛藤 】 別名 / オオツヅラフジ | ||
●落葉つる性木本 ●高さ:−− ●花期:7月 (雌雄別株,ときに同株) ●果期:6〜7月 ●分布:本州(関東地方南部以西),四国,九州,沖縄 |
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参考文献 (1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑4〉,2001年,P154 (2) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
葉の切れ込み方は変化に富む。同じくツヅラフジ科のコウモリカズラと似ているが,コウモリカズラは葉柄が盾状につくことで区別できる。 |
全草にアルカロイドを含み有毒。生薬名は防巳(ホウイ)で,神経痛やリュウマチの民間薬として利用される。 ツルは丈夫で,加工しやすく,かつては葛籠(つづら)の材料として用いられた。後に葛籠の材料は竹に変化したが,葛籠の名称はそのまま残った。 |
アオツヅラフジ(Cocculus trilobus) とは同属。本種の方が大形であることからオオツヅラフジとも言われる。アオツヅラフジが林縁部に多いのに対して本種はやや山中に多い。 |
岡山県内に広く分布する。 |
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