トウダイグサ科コミカンソウ属コバンノキ,学名:Phyllanthus flexuosusby.かのんの樹木図鑑
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 トウダイグサ科 コミカンソウ属】 学名 :Phyllanthus flexuosus
 コバンノキ
【 小判の木 】   別名 / ヤマハギ,アカネギ
 ●落葉低木
 ●高さ:2〜3m
 ●花期:4〜5月,雌雄同株
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州(岐阜,福島研以西),四国,九州,沖縄
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社)P216
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P311

2010.6.3 岡山県真庭市
葉は互生(ごせい)。葉身は卵形から楕円形,長さ2〜4p。先端,基部ともに丸く,縁は全縁(ぜんえん)。一見すると羽状複葉(うじょうふくよう)に見える。両面とも無毛。裏面は粉白色。
2010.6.3 岡山県真庭市
葉腋(ようえき)に数個ずつ花をつける。雌花は小枝の先端部の葉腋のみにつく。雄花の萼片(がくへん)は4個で暗紫色,平開する。雄しべが2個,その基部に腺体が4個ある。雌花の萼片は4個で黄緑色で平開しない。柱頭(ちゅうとう)は3裂する。
2010.6.3 岡山県真庭市
見どころ
山地のやや湿った谷間の林内や林縁に自生する。
新枝の左右に葉が2列に整然とつき,一見すると羽状複葉に見える。
名の由来
葉の形が小判に似ていることによる。
岡山県情報
岡山県内では中部から北部にかけて自生する。
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