トウダイグサ科ヒトツバハギ属ヒトツバハギ,学名:Securinega suffruticosa,by.かのんの樹木図鑑
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 トウダイグサ科 ヒトツバハギ属】 学名 :Securinega suffruticosa
 ヒトツバハギ
【 一つ葉萩 】   別名 / 
 ●落葉低木
 ●高さ:1〜3m
 ●花期:6〜8月
 ●果期:10〜11月
 ●分布:本州(関東地方,中部地方以西),四国,九州
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社)P215

2011.6.18 岡山県高梁市
葉は互生(ごせい),葉身は2〜7p,長楕円形。基部はくさび形で先はとがる。縁は全縁(ぜんえん)。葉柄(ようへい)は5〜7o。両面とも無毛。葉脈(ようみゃく)は裏面に隆起する。
2011.6.18 岡山県高梁市
雌雄別株(しゆうべっしゅ)。写真は雄株についた雄花。葉腋(ようえき)から多数束生する。(葉のない節にもたくさん花をつけていた。)
花弁はなく,萼片
(がくへん)は淡黄緑色,雄しべは5個あり,花糸(かし)は淡黄緑色で,葯(やく)は黄色。中央には退化していると思われる柱頭が見える。その周りにあるのは蜜腺(みつせん)か?
2011.7.27 岡山県新見市
雌花。はやり花弁はなく,萼片(がくへん)は淡黄緑色で5個。子房上位。花柱は3個あり,それぞれ上部で2裂する。
2011.7.27 岡山県新見市
2011.10.15 岡山県新見市
果実は,直径4〜5oの刮ハ(さくか)。深い溝が3本あり,熟すとそれに沿って裂け,種子が散布される。
2011.6.18 岡山県高梁市 2011.6.18 岡山県高梁市
樹皮は暗褐色で,縦に割れる。若い枝には溝がある。 あまり特徴のない葉で,ついつい見逃してしまいそう…。
沖縄から台湾にかけての海岸に分布するアマミヒトツバハギ(var. amamiense)は葉が肉厚。
名の由来
葉はマメ科のハギ(萩)に似ており,単葉であることから。
ただし,ハギと名が付くが,本種はトウダイグサ科である。
岡山県情報
岡山県全域に普通に分布。
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