←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

 【トチノキ科 トチノキ属】   Aesculus hippocastanum
  セイヨウトチノキ  
【 西洋栃の木・西洋橡の木 】   別名 / マロニエ,ウマグリ(馬栗)
●落葉高木
●高さ:20〜25m
●花期:5〜6月
●果期:9月ごろ
●分布:ギリシャ北部〜小アジア原産
参考文献:「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社)P394

H16.5.5 岡山市「子供の森」 H16.5.5 岡山市「子供の森」
私がよく行く公園のセイヨウトチノキ。花が咲くまではセイヨウトチノキとは気がつかなかった。 花序は,日本産のトチノキと同じく円錐花序(えんすいかじょ)だが,明らかに赤味を帯びている。
H16.5.5 岡山市「子供の森」 H16.5.5 岡山市「子供の森」
花序のアップ。 葉は日本産トチノキととてもよく似ている。

●見分けるポイント●

  1. セイヨウトチノキは,トチノキ( Aesculus turbinata)と近縁でマロニエ(フランス名)ともいわれる。トチノキよりも葉がこぶりで,小葉(しょうよう)の先に丸みがあることで区別できるらしいが,上の写真のものはそれほど明確な違いは感じられなかった。ただ,花序は明らかに赤味を帯びている。
●豆知識●
  1. 原産はギリシャ北部から小アジアだが,ヨーロッパや北アメリカでは街路樹として多く用いられている。特にパリのマロニエ通りは有名である。

(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 


inserted by FC2 system