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 スイカズラ科 スイカズラ属】 学名 :Lonicera gracilipes Miq.
 ヤマウグイスカグラ
【−−】   別名 / −− 
 ●落葉低木(らくようていぼく)
 ●高さ:2m
 ●花期:4〜5月
 ●果期:6月
 ●分布:北海道(南部),本州,四国,九州
              ※データはウグイスカグラの項目を参照した。
参考文献
 「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社) P405 ※1
 「葉で引く 四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P165

2008.3.29 岡山県美咲町
花筒は細長く,先端で5裂する。雄しべは5個,雌しべは1個あり,雌しべは花冠からやや飛び出す。
2008.3.29 岡山県美咲町 2008.6.10 岡山県吉備中央町「宇甘渓」
“葉や葉柄(ようへい),花,花柄などに毛が散生する以外は,ウグイスカグラと同一。分布域もウグイスカグラと同じで,中間型もあるので,分ける必要はないという見解もある。”(引用:※1) 熟した果実。長い花柄の先に透明感のある赤色の液果をつける。とても水分が多く,わずかに甘みがあり,食べられる。
中には褐色の種子が,1〜2個入っていることが多いようだ。
2008.6.10 岡山県吉備中央町「宇甘渓」 2008.6.10 岡山県吉備中央町「宇甘渓」

●見分けるポイント●

  1. ウグイスカグラ…枝や葉が全面無毛
    (L.gracilipes  var. glabra)
  2. ヤマウグイスカグラ…葉や葉柄,花,果柄などに毛が散生
    (L. gracilipes)
  3. ミヤマウグイスカグラ…葉,花冠,子房,萼,果柄,果実などに腺毛が多い
    (L. gracilipes var. glandulosa)
●備  考●
  1. 岡山県内では,ウグイスカグラ,ヤマウグイスカグラ,ミヤマウグイスカグラとも自生が認められる。分布域もほとんど重なっているが,ヤマウグイスカグラが中・北部に多く,ウグイスカグラが北部,ミヤマウグイスカグラが中部に比較的多いようだ。(岡山県野生生物目録2003岡山)

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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