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 【スイカズラ科 タニウツギ属】  Weigela floribunda K.Koch
  ヤブウツギ 
【 藪空木 】   別名 / ケウツギ
 ●落葉小高木(らくようしょうこうぼく)
 ●高さ:4m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:11月頃
 ●分布:本州(山梨県以西の太平洋側),四国 (日本固有種)
参考文献:「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社) P390
2008.6.18 岡山県高梁市「大平山」
葉は対生
(たいせい)。基部はくさび形,先端は細長く尖る。縁には細かな鋸歯(きょし)があるが,先端部に向かうほど大きくなる。両面に開出毛(かいしゅつもう)が多く,ビロードのような手触り。特に裏面脈上には密生している。
2007.5.20 岡山県高梁市「大平山」
H15.5.29 岡山県吉備中央町 H17.6.6 岡山県「大平山」
 枝先や葉腋(ようえき)に,濃い紅色の花をつける。雄しべは5個で花筒(かとう)と同じぐらいの長さ。雌しべは1 個で花筒(かとう)からつきでる。
花冠(かかん)や萼(がく)などには,短い開出毛(かいしゅつもう)が密生している。
H17.6.6 岡山県「大平山」 H17.6.6 岡山県「大平山」
同じ株の中でも,手のひら大の大きさの葉から,小さな葉までいろいろな大きさがある。
2005.11.13 岡山県「大平山」 2007.4.5 岡山県高梁市「大平山」
刮ハ(さくか)をつける。まだ熟していない。翼(よく)のある種子を出す。
H17.6.6 岡山県「大平山」

●備 考●

  1. 岡山県内には,タニウツギ属(Weigela)では,ヤブウツギ,タニウツギ(w.hortensisニシキウツギ(W.decoraが自生する。タニウツギは県北に行くほど普通に見られるようになるが,吉備高原都市周辺では見られない。ニシキウツギは,県北のみに自生し準危急種に指定されている。庭などでハコネウツギ(W.coraeensisが栽培される。
     

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