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 スイカズラ科 スイカズラ属】 学名 :Lonicera gracilipes var. glabra
 ウグイスカグラ
【 鶯神楽 】   別名 / ウグイスノキ 
 ●落葉低木
 ●高さ:2m
 ●花期:4〜5月
 ●果期:6月
 ●分布:北海道(南部),本州,四国,九州 (日本固有)
参考文献
 「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社) P404 ※1
 「葉で引く 四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P165

2008.4.24 岡山県高梁市有漢町上有漢
葉柄から長い花柄(かへい)を伸ばし,淡紅色の花を下向きに咲かせる。花冠(かかん)は漏斗状で花筒(かとう)が長く,先端で5裂する。雌しべは長く花冠から突出する。雄しべの葯(やく)は黄色。
ウグイスカグラは無毛だが,ヤマウグイスカグラは花筒や花柄に毛を散生する。
2008.4.24 岡山県高梁市有漢町上有漢
葉は対生(たいせい)。基部はくさび形,先端は鈍く尖る。縁は全縁(ぜんえん)。基本的には両面とも無毛だが,ヤマウグイスカグラとの中間種もあり判別は難しい。
この個体は,裏面にはうっすらと毛が生えている。
2005.2.11 岡山県「半田山植物園」 2005.2.11 岡山県「半田山植物園」
2005.2.11 岡山県「半田山植物園」

●見分けるポイント●

  1. ウグイスカグラ…枝や葉が全面無毛
    (L.gracilipes  var. glabra)
  2. ヤマウグイスカグラ…葉や葉柄,花,果柄などに毛が散生
    (L. gracilipes)
  3. ミヤマウグイスカグラ…葉,花冠,子房,萼,果柄,果実などに腺毛が多い
    (L. gracilipes var. glandulosa)
●備  考●
  1. ヤマウグイスカグラについては,ウグイスカグラとの中間型もあり分ける必要がないという見解もある。(山渓「樹に咲く花」)
     
  2. 岡山県内では,ウグイスカグラ,ヤマウグイスカグラミヤマウグイスカグラとも自生が認められる。分布域もほとんど重なっているが,ヤマウグイスカグラが中・北部に多く,ウグイスカグラが北部,ミヤマウグイスカグラが中部に比較的多いようだ。(岡山県野生生物目録2003岡山)

(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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