スイカズラ科ガマズミ属オオミヤマガマズミ,学名:Viburnum wrightii var. stipellatum,by.かのんの樹木図鑑
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 スイカズラ科 ガマズミ属】 学名 :Viburnum wrightii var. stipellatum
 オオミヤマガマズミ
【大深山がまずみ】 別名 /−− 
 ●落葉低木
 ●高さ:
 ●花期:5〜6月
 ●果期:
 ●分布:北海道,本州,四国,九州
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社),P448
2) 狩山俊吾著,岡山県の樹木図鑑,倉敷市立自然史博物館,2009年,P94
3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2015.6.14 岡山県鏡野町「岡山県立森林公園」
2012.7.28 岡山県立森林公園(岡山県鏡野町)
葉は母種であるミヤマガマズミに比べて大型。葉の片側の鋸歯の数がミヤマガマズミが約15個であるのに対して,本種は約25個ある。上の写真の葉では26個あった。
表面には毛が密生しており,ほぼ無毛であるミヤマガマズミとは手触りが異なるほか,見た目にも光沢がないことで区別できそうだ。
ただし,毛の密度には変異があり,形態的に紛らわしいものも少なくないそうである。
2012.7.28 岡山県立森林公園 2012.7.28 岡山県立森林公園
果実は赤く熟す。
ミヤマガマズミの変種。
(ミヤマガマズミとオオカメノキ(ムシカリ)の雑種という説明を受けたことがあるが,図鑑の記述では確認できなかった。)
葉の表面 葉の形
ミヤマガマズミ 無毛,または長い毛を散生
光沢がある
 
オオミヤマガマズミ 単純毛と分岐毛が密生
光沢がない
ミヤマガマズミよりも大きく,先端が尾状にのびる。
名の由来
ミヤマガマズミに似ており,葉がミヤマガマズミよりも大型であることが多いことによる。
岡山県情報
岡山県内では北部の中国山地のみに分布する。母種であるミヤマガマズミも中国山地には多く分布する。
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