スイカズラ科ガマズミ属オオカメノキ(ムシカリ),学名:Viburnum furcatum,かのんの樹木図鑑
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【スイカズラ科 ガマズミ属】 | Viburnum furcatum | |
【 −− 】 別名 / オオカメノキ | ||
●落葉小高木 ●高さ:6m ●花期:4〜6月 ●果期:8〜10月 ●分布:北海道,本州,四国,九州 |
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参考文献 1) 高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑5〉,2001年,P473 2) 松井宏光,葉で引く四国の樹木観察図鑑,高知新聞社,2002年,P170 3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年 |
本種とヤブデマリは,生育環境や開花時期が似ており時に紛らわしいことがある。
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「オオカメノキ」は漢字では「大亀の木」と書き,葉の形を亀の甲羅に見立てたとされる。 別名の「ムシカリ」については,「虫狩」「虫喰」などと書かれ,「虫喰われ」から転訛したとする説が有力なようだ。 ところで,右の写真は,モズのはやにえの餌食になったカマドウマの仲間。これと同じような光景をみた昔の人が,虫を狩っていると考えたとするのは飛躍がすぎるだろうか…。 |
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岡山県内では,吉備高原以北に分布し,北部ではふつう,中部では少ない。吉備高原都市周辺で目にすることはない。 |
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