スイカズラ科イワツクバネウツギ属イワツクバネウツギ,学名:Zabelia integrifolia,by.かのんの樹木図鑑
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 【スイカズラ科 イワツクバネウツギ属】 学名 :Zabelia integrifolia
 イワツクバネウツギ
【 岩衝羽根空木 】   別名 / -- 
 ●落葉低木
 ●高さ:2m
 ●花期:5〜6月
 ●果期:9〜10月
 ●分布:本州
(関東地方以西),四国,九州 (日本固有)
参考文献
1) 高橋秀男ほか,「山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花」(山と渓谷社)P442
2) 松井宏光,「葉で引く四国の樹木観察図鑑」(高知新聞社)P173
3) 岡山県編,岡山県野生生物目録2009,岡山県生活環境部自然環境課,2009年

2013.5.24 岡山県新見市哲多町
2011.5.15 岡山県新見市
新枝の先端に3〜6oの花柄を伸ばし,淡紅色の花を2個ずつつける。。萼(がく)は4裂する。
2011.5.15 岡山県新見市
2013.5.24 岡山県新見市哲多町
葉は対生(たいせい),葉身は長さ3〜7cmの倒卵形から卵状長楕円形。全縁のものから荒い鋸歯があるものまで変異が大きい。裏面の脈上には毛が多い。葉柄の基部は対生する葉の基部と合着する。
2011.7.27 岡山県新見市
花冠が脱落した後も,4個の萼片は果実の先端に残る。
2013.5.24 岡山県新見市哲多町
樹皮は灰褐色で縦方向に割れ目が走る。右は徒長枝,赤みを帯びている。
ツクバネウツギ コツクバネウツギ
いずれも「ツクバネウツギ」と名がつくが,本種はイワツクバネ属(Zabelia),コツクバネウツギやツクバネウツギは,ツクバネウツギ属(Abelia)。
名の由来
岩地に生育するツクバネウツギの仲間の意味。ツクバネは,果実の先端に残る萼片を羽根突きのはね(衝羽根)に見立てた。
岡山県情報
岡山県内では,中部から北部にかけて分布するが,生育地は石灰岩地域蛇紋岩地域に限られる。個体数は多くなく環境省のレッドリストで絶滅危惧U類,岡山県RDBでは準絶滅危惧に指定されている。
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