円城のオオスギ

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▲円城寺の境内にあるスギ

▲地元の医院の裏手にあるスギ。

所在地	岡山県加賀郡吉備中央町円城
円城寺	資料１	資料２	資料３	資料４	資料5	資料6	作者計測
目通り周囲		4.0
根回り周囲		6.6
樹高		31.5
推定年齢（年）		300年
調査年		1972.4					2017
指定の種類	なし
医　院	資料１	資料2	資料3	資料4	資料5	資料6	作者計測
目通り周囲		4.3
根回り周囲		7.55
樹高		41
推定年齢（年）		350年
調査年		1980.11					2017
指定の種類	なし
調査年の「＊」は、資料の発刊された年を示す。

円城寺の天艸(あまくさ)住職は、円城のオオスギについて、円城寺境内と地元医院の裏手の２本があり「兄弟杉」と呼ばれていると教えてくださった。医院裏手のオオスギについては、近くに建物を立てるにあたり、上部を伐採したそうである。資料２（1980）には「樹冠は丸みを帯びて老杉の域に入りつつある樹相をなしている」と記述があることから、その時にはすでに上部を伐採されていたと思われる。　円城寺境内のオオスギについては、幹や枝に目立った痛みはなく、健康そうにみえる。
（参考文献）資料１　岡山県緑化推進委員会(1972)『岡山の巨樹老木名木』資料２　三宅一喜(1981)『岡山県の植物文化財』岡山県自然愛護協会資料３　賀陽町教育委員会(1981)『賀陽の文化財』資料４　環境庁(1991)『第4回自然環境保全基礎調査日本の巨樹・巨木林中国・四国版』資料５　岡山県環境保健部自然保護課(1992)『巨樹老樹を訪ねて』資料６　岡山県岡山地方振興局(2002)『樹樹のかがやき』 (1) 　高橋秀男・勝山輝男監修『樹に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑5〉，2001年，