オオギリ科カンレンボク属カンレンボク,学名:Camptotheca acuminata,かのんの樹木図鑑
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 【オオギリ科(ニッサ科) カンレンボク属】  Camptotheca acuminata
 カンレンボク
  
【 旱蓮木 】   別名/キジュ(喜樹)
 ●落葉高木
 ●高さ:20〜25m
 ●花期:7〜8月 (雌雄同株)
 ●果期:10〜11月
 ●分布:中国中南部原産(大正時代に渡来した)
参考文献
1) 「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」(山と渓谷社) P641(※1)

2006.12.2 岡山市「半田山植物園」
H15.6.3 岡山県吉備中央町「21世紀の森」
非常に大きな木で,葉を接写することは難しかったが,台風の後で大きな枝が折れかかっていたものを撮影できた。
互生し,縁は全縁(ぜんえん)でやや波打つ。葉脈は表面は陥没し,裏面に隆起する。表面はやや光沢があり,裏面は脈上に軟毛がある。基部はくさび形で,先端は尖る。
H15.6.3 岡山県吉備高原「21世紀の森」 H15.8.19 岡山県吉備高原「21世紀の森」
バナナのような実が球状に集まってつくが,これは,花が散ったあとだと思われる。 雌雄同株(しゆうどうしゅ)。
枝先にたくさんの小さな花が集まった球形の花序を3〜5個つける。頂生の花序には雌花,側生の花序には雄花がつく。

「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花A」(山と渓谷社)より
H15.9.22 岡山市「子供の森」 H15.8.19 岡山県吉備高原「21世紀の森」
まだ熟していないと思われる果実がたくさん落ちていた。 中央の高い木がカンレンボク。
H15.6.3 岡山県吉備高原「21世紀の森」 H15.1.14 岡山市「半田山植物園」
熟すと褐色になり,ばらけて地面に散らばる。
2006.12.24 岡山県吉備中央町
冬芽や葉痕(ようこん)には,軟毛が密生する。
2010.4.24 岡山県加賀郡吉備中央町
展開する新葉。

●豆知識●
  1. ミズキ科に類縁があり,ミズキ科に含める見解もある。(※1)

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