ノボタン科ティボウキナ属シコンノボタン(紫紺野牡丹)学名:Tibouchina urvilleana,by.かのんの樹木図鑑
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 【ノボタン科 ティボウキナ属】 学名 :Tibouchina urvilleana
 シコンノボタン
【紫紺野牡丹】 別名/スパイダーフラワー,英名/Brazilian glory bush
 ●常緑低木(半耐寒性)
 ●高さ:3m
 ●花期:日本ではふつう夏から秋
 ●果期:
 ●分布:中南米原産 (植栽される)
参考文献

2010.12.5 岡山県「半田山植物園」
色鮮やかな紫色の5弁花をつける。1日花だが夏から秋にかけて次々と花を咲かせるとのこと。しかし,熱帯〜亜熱帯原産であり,条件さえ良ければ上の写真のように冬でも花を咲かせるようだ。
雄しべは10個程度あり,比較的大きく,途中でL字に折れ葯(やく)が湾曲して跳ね上がる。雄しべ,雌しべともに紫色。
2010.12.5 岡山県「半田山植物園」
葉は対生(たいせい)。基部は円形,先端は尖り,縁は全縁(ぜんえん)でやや赤みを帯びている。平行脈が目立つ。裏面の脈上には毛が多い。
2010.12.5 岡山県「半田山植物園」 2010.12.5 岡山県「半田山植物園」
つぼみ。赤みを帯びている。 若い果実。赤みを帯び,やはり毛が密生している。
2010.12.5 岡山県「半田山植物園」 2010.12.5 岡山県「半田山植物園」
新しい枝や葉柄(ようへい)には毛が密生している。 木質化した枝。薄く樹皮が剥がれている。
見どころ
ノボタン(Melastoma candidum)はノボタン科ノボタン属。西南諸島や小笠原で見られる常緑低木で,雄しべの一部が黄色。こちらはほとんど園芸品としては出回らないとのこと。シコンノボタンが,ノボタンという名で販売されていることもあるので注意が必要。
名の由来
紫紺(しこん)の色が美しいノボタン(野牡丹)という意味であろう。
岡山県情報
熱帯〜亜熱帯原産なので当然,自生しない。半田山植物園では,露地栽培されている。
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